暮らしの変化に対応した町内会

先にも紹介した“元気な町内会のつくり方”の松下氏は、令和の時代、現在の子育て中など、地域コミュ二ティーに無関心ではいられない若い世代が参加しやすい町内会を考えることが大切。子育て世代、共働き世代にとっては、自分の都合の良いときにいつでも、どこからでも参加でき、あとからゆっくり見直したりできる情報ツールならば、使いこなすことができる。

LINEやFacebookなどを用いた情報発信を強化し、世代に合わせたツールを使い分ける工夫をしている町内会や、仕事や学校の関係で、地域にフルタイムで関わるのが難しいという人もいるので、気軽にスポット的に地域活動に関わる事でも良いのではないか。例えば地域祭りの企画から実施まで長い時間がかかるような地域活動について全部は参加できないけれど、その一部に参加する方法等もある。

自分の得意分野での参加方式で、例えば子供食堂に興味あるが、日ごろ忙しくて現地には、行く事が出来ないけれども、SNSが得意なので、合間の時間を見て情報発信・PRをすると言った参加方式。気軽に“ちょボラ感覚”で地域に関わる事を試みる。

また、居心地の良い居場所として“サードプレイス”として、町内会が元気で、楽しい場所を目指す事も紹介されています。まさに、“いつも心地よい空気の場所”があったら素晴らしいと思います。

ここで、やはり大切なのは、こうした“つながり“をコーディネートする人間が必要だと思います。揺籃役、盛り上げ役、メンター、架け橋になる人でがポイントになると思います。(参照:元気な町内会のつくり方/松下啓一著)

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