児童手当や育児休業給付の拡充といった少子化対策の強化を盛り込
改正案では、児童手当の支給対象を高校生年代まで拡大。
今後3年間で必要となる年3・6兆円の財源確保に向けては、
日本の出生数を 1990 年以降で見ると、2000 年代に入って急速に減少。1990年から 2000 年までの 10 年間の出生数は約3%の減少であるのに対し、2000 年から 2010年は約 10%の減少。2010 年から 2020 年は約 20%の減少となっています。さらに、コロナ禍の3年間で婚姻件数は約9万組減少、未婚者の結婚希望や希望こども数も大幅に低下・減少しています
このままでは、2030 年代に入ると、日本の若年人口は現在の倍速で急減することになり、少子化はもはや歯止めの利かない状況になります。2030 年代に入るまでのこれからの6~7年が、少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンスであり、少子化対策は待ったなしの瀬戸際にある。これから6~7年がラストチャンスであるとして、具体的政策を「加速化プラン」として、今後3年間の集中取組期間において、できる限り前倒しして実施するとされています。(子ども未来戦略)