「横浜BUNTAI」の開館 進水式

横浜文化体育館の後継となるメインアリーナ施設「横浜BUNTAI」の開館に先立つ記念式典を開催が開催されました。式典では、横井にゆかりの俳優の竹中直人さんとタレントの秋元真夏さんのお二人が参加してトークセッションやマーチングバンドなどの演技が披露され、会場は華やかに彩られました。

開館記念パフォーマンスは、関東学院中学校高等学校マーチングバンド部、神奈川県バトン協会・横浜市バトン協会、YOKOHAMA ROBINSが披露。 続く「命名式」で山中市長が「横浜BUNTAI」と読み上げた後、同館の外観が「帆が受ける潮風」のイメージであることにちなんで「進水式」が行われました。

新しい施設は地上3階建てで収容可能な観客数は約5000人。延床面積は約15.460㎡。アリーナ床面積は約2.530㎡。ワイド26mの超大型ビジョンや高水準なインフラ設備も完備。 横浜らしい浜風になびく帆をイメージしたというその外観は、見る角度によって趣きが変わります。横浜BUNTAIのこけら落としは、 4月6日からの2日間、横浜出身のアーティスト「ゆず」が公演を行う予定です。

旧横浜文化体育館は、横浜港開港 100 周年事業の一環として、スポーツと文化の普及振興を目的に 1962(昭和 37)年に開設。 過去には、東京オリンピックのバレーボールをはじめ、国内外のアーティストの公演や様々な文化行事にも幅 広く利用されてきました。当時の落成式の際に行われたオープニングイベントでは、朝丘雪路さん等よる歌謡ショーや、東京放送管弦楽団による演奏などが行われ、6000人の市民でにぎわったそうです。

日本プロレスの力道山の試合が開催され横浜文化体育館は、その後「プロレスの聖地」として名をはせることにもなりました。また、1964(昭和39)年、東京オリンピックが開幕。横浜文化体育館では、バレーボールとバスケットボールの予選会が行われました。バレーボールチームは当時、「東洋の魔女」で見事、オリンピックで金メダルを獲得。

1962(昭和37)年に、三波春夫さんの招待演芸会。翌年にはライオネル・ハンプトンの演奏会が開催。その後、坂本九や石原裕次郎、美空ひばり、クイーン、矢沢栄吉、スティービー・ワンダーなど、国内外を問わない名だたるビッグスターがコンサートを行ったとういう歴史があります。東京交響楽団やウィーン少年合唱団などがコンサートを行い、市民を楽しませてくれました。

横浜文化体育館再整備事業のコンセプトは、「横浜文化体育館の歴史を継承し、文化・人・まちをつなぐ」として再整備がされました。昨日の進水式から、歴史を踏まえて、新たな横浜の新たな歴史の船出が始まりました。

 

 

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