魚食文化の復権・継承

神奈川区には横浜市中央卸売市場があります。ハマの食文化の一丁目一番地です。

昨年の小学校視察では、未利用魚を使用した小学校給食を試食し、食育現場も拝見しました。水産物の取り扱い高が減少傾向にありますが、魚食文化の復権・継承をすることは重要だと思います。以下は公明新聞の北斗七星の記事になります。

日本人は、魚と縁が深い証しである。だが、先日公表された2022年度の水産白書によると、魚離れが止まらない。1人当たりの魚介類消費量は、21年度で23・2キログラム。ピークだった01年度に比べ6割弱に落ち込んでいる。一方で、肉類の消費量が増加。11年度からは魚介類を上回る。
 
農林水産省の調査では、肉類より魚介類をよく購入する理由は「健康に配慮」が1位。逆に、魚介類をあまり購入しない理由は「肉類を家族が求める」、「魚介類は価格が高い」、「魚介類は調理が面倒」が上位を占めた。
 
よく消費される生鮮魚介類は鮭、鮪、鰤がベスト3だという。なるほど、いずれの魚も調理しやすい切り身の状態で買い求めることができる。肉といえば牛、豚、鶏の3種類。魚介類は、これから夏にかけて旬なものだけでも鰯や鱚、鱸、東北・三陸の復興を象徴する特産物・海鞘など多様性に富む。世界第6位の海洋面積を誇る水産資源大国・日本。輸出拡大を含めポテンシャルは十分だ。魚食文化の復権・継承を願う。(2023・6・24公明新聞北斗七星 )

市場は食文化の横浜市の財産として、観光や地産地消等様の分野でも食文化の更なるポテンシャル発揮もあると思います。魚食文化の復権・継承に力を入れても行きたいと思います。

 

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