京浜臨海部再編整備マスタープランでは、地域全体の考え⽅に基づく戦略を踏まえつつ、地区ごとの特性を 把握した取組を⾏っていくことで、各地区の発展を京浜臨海部全体の将来像実現につなげていくとしています。
地域全体の未来を描いた「戦略マップ」を示すとともに、早期に新たな⼟地利⽤が⾒込まれる「末 広町地区」、「守屋町・恵⽐須町・宝町地区のうち⼀部(新⼦安地区)」、「⼭内ふ頭周辺地区」については、「エ リアプラン」を⽰し、地区の将来像を明確にしたうえで、取組を進めるとういうプランです。
新子安を含むエリアでは、JR 新⼦安駅及び京急新⼦安駅に近接し、京急新⼦安駅からは⽻⽥空港と直結するなど、交通利便性が⾼い地 域である「守屋町・恵⽐須町・宝町地区」。島状となっている地域の南端は、みなとみらい 21 地区などの横浜港を望む⽔際線となっているほか、⾼規格のバース機能を有し、船舶の着岸にも対応しています。この地区は、 ⼤正〜昭和の埋⽴て以降、化学や機械等製造業の地域として発展してきました。(京浜臨海部再編整備マスタープラン)
エリアのコンセプトは、交通利便性が⾼い地理的優位性を活かしながら、化学等の製造業が多く⽴地してきた歴史的経緯を 踏まえ、新たな成⻑分野の研究開発機能の集積を図るとともに、地域の再⽣を通じて新たな都市空 間を形成し、イノベーションが創出される地域としていくとなっています。
駅周辺、又は改札口の改善のご要望も多い駅周辺では、研究開発ハブ形成に不可⽋な「⼈材」にとって魅⼒ある都市空間であるために、横浜港に⾯した特 性を活かしつつ、就業環境の向上につながる利便施設の導⼊や、歩⾏者環境の向上などを図る。
JR 新⼦安駅・京急新⼦安駅を 「インランドゲートウェイ」とし、 飲⾷機能や保育園等の利便施設 の導⼊を図ることでの、就業環 境の向上を図るとされています。マンションの増加などにもより、既に就業、通期・通学人口も増加傾向にあるため、駅改札を含む早期改善を要望しています。