本日は、第1・3土曜日の月2回開催される横浜中央卸売市場の解放日でした。
ハマの市場を楽しもう!と言うことで、 横浜中央卸売市場 市民のみなさんに開放し、水産物部の魚食普及活動としても展開されています。
今日は、来場者の方へのサービスとして魚河岸汁「女川汁」(さんまのつみれ汁)が用意されていました。他にも、通常はマグロ専用の包丁で豪快な解体ショー、マグロの超低温冷蔵庫等の市場探検、魚のさばき方教室、おさかなマイスターや青空市場などが開催されます。
上の写真は、横浜産生コンブ入りの水餃子で絶品でした。このコンブは、横浜市が推進する 「ヨコハマブルーカーボン構想」に沿った取組みの一つ。横浜市漁業協同組合の一拠点である「金沢漁港」の前浜水域をフィールドとして、同漁協金沢支所の協力の下、コンブ栽培の実証実験が開始されたものです。
金沢区の海の公園や野島公園のアマモ場にはブルーカーボンにより、CO2を吸収する効果があるとされています。
ブルーカーボンとは、海洋に生息する生き物により吸収、固定される炭素のことを言います。横浜ブルーカーボンでは、「ブルーカーボン」に加え、海洋におけるエネルギー等の利活用を「ブルーリソース」と名付け、これらを一体とした地球温暖化対策とともに、親しみやすい海づくりを進めています。
市場には、地産地消あり、食育や流通等、様々な教育の題材があり、観光資源としても「食」、そして「市場」は貴重な発信力のある資源ではないかと思っています。