温暖化対策・環境創造・資源循環委員会の開催

温暖化対策・環境創造・資源循環委員会の開催

◎本日、今年度所属する 温暖化対策・環境創造・資源循環委員会が開催をされました。

横浜市では、「ごみと資源の総量削減」と「ごみ処理に伴い排出される温室効果ガス削減」の数値目標を掲げて、3R(ヨコハマ3R夢)を推進していますが、

平成27年度の実績(推計値)の報告がありました。

27年度の家庭系と事業系を合わせた「ごみと資源の総量」は、約123万5千トンで、21年度に比べ、▲3.2%削減となりました。目標の4%削減には至りませんでしたが、3R夢プラン策定以降、最も高い削減率となっています。

家庭系の「ごみと資源の総量」は、約87万7千トンで、21年度に比べ、▲6.0%削減となっています。内訳として、ごみ量は▲4.0%の削減、資源化量は▲9.7%の削減となっています。

市民の皆様の環境意識の高まりの中、ごみや資源の発生抑制(リデュース)の広まり、分別・リサイクルの定着、小売店の店頭回収等、市民・事業者の皆様の様々な取組により、着実な削減につながっています。

事業系の「ごみと資源の総量」は、約35万8千トンで、21年度に比べ、4.4%増加となっています。内訳として、ごみ量は▲4.1%の削減、資源化量は116.3%の増加となっています。

事業系の「ごみと資源の総量」は、事業活動の動向等の影響を受けますが、事業者の皆様の環境への配慮は高まっており、事業系の資源化量の増加によるリサイクル率の上昇傾向として表れています。

「ごみ処理に伴い排出される温室効果ガス」については、27年度の「温室効果ガス排出量」は約26万3千トンで、21年度に比べ▲6.7%の削減にとどまっています。

目標達成に向けた取組として、

温室効果ガス排出量」は、「ごみの焼却に伴い排出されるもの」がその約9割を占めています。また、その約8割はプラスチックの焼却に起因しています。

「温室効果ガス排出量」の削減に向けては、燃やすごみに含まれるプラスチック製容器包装や、産業廃棄物である事業系のプラスチックの分別の徹底を更に進めていくことが必要です。

焼却工場の蒸気発電設備の不具合により、発電量が減少したこと等も、温室効果ガス排出量に影響を与えています。「ごみ発電による削減効果」を大きくするためには、焼却工場の安定稼働により、発電量を確保していくことが必要です。

 

 

 

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