愛知県半田市　成岩（ならわ）中学校の敷地内にある　ソシオ成岩スポーツクラブを“健康づくり・スポーツ推進特別委員会”の会派視察として実施。

４階建てクラブハウスが学校・地域共同利用施設として２００３年に完成。世代を超えて地域の人口の約１割が会員となりクラブを支えているとの事。

ソシオと謳う意味は　“仲間・つながり・社会”　と言うことで、スポーツを「する」仲間たちが集い、それがやがてスポーツを「支える」役割を果たしていく、地域に貢献していく総合型地域スポーツクラブを目指しています。

施設は中学校の授業や部活動とスポーツクラブの共用で管理は、クラブです。

バスケットコート２面分の広さのメインアリーナと鏡が張ってありエアロビ等に適しているサブアリーナには、マシーンもあります。

屋上は屋根付きの屋外アリーナでテニスコート３面分、フットサルコート１面分の広さがあり、雨でも活動が可能。

ジャグジー付きの広いお風呂付きのリフレッシュルームや会議室や和室の研修室、カフェスペースもあります。更衣室には、ロッカー、洗面台、トイレ、シャワーを設置してあり、中学校のプールの授業の際は、生徒もこの更衣室を使用します。

独自事業としての小学生対象の放課後子育て支援として、クラブのメンバーによる学習支援も行う等の異世代交流の機会も提供。

そして、成岩中学校の生徒７４３人のうち５４６人が運動部に所属し、全校生徒の約２５％にあたる１８４人がこの地域総合型スポーツクラブにも入会し部活と双方でスポーツを楽しんでいます。（H・２７・９・２３読売新聞～）

バレーボールの部活動終了後に元プレミアリーグ選手の指導を受ける生徒もいるそうです。

榊原孝彦マネージメントディレクターは、この地域在住で、クラブ設立当時は成岩中学校の教諭で、現在は他行の校長先生。ここまでの経緯や課題、学校と地域の連携等　“スポーツを通じて子ども達をみんなで育てる”という貴重なお話を伺いました。

今後の横浜の施策に生かす為にも、更に研究してまいりたいと思います。