横浜音祭り2019 「クリエイティブ・インクルージョン」の取組み

音楽フェスティバル史上初の取組みで、 障害など身体的制約がある方も 分身ロボット『OriHime』を活用し遠隔での音楽鑑賞が可能になりました。

『OriHime』は、吉藤 健太朗氏が開発した分身ロボットで、カメラ、マイク、スピーカーが搭載されており、スマホやタブレットで遠隔操作が可能です。『OriHime』を操作することで、周囲を見回したり、拍手などの感情表現も行えるため、「その人がそこにいるように」会話をすることができます。分身ロボット『OriHime』を活用することで、自宅や病院からもコンサート会場の臨場感を体感することができ、実際にコンサートを鑑賞をしているかのような体験をすることができます。また『OriHime』を通して意思疎通を図り、お互いの感動体験の共有をすることで、大切な人とのひとときを楽しむことができます。(横浜音祭りFESUTIVAL GUIDE BOOK~)

本日は、音祭り2019のプログラムの一つ、「ヨコハマ・ポップス・オーケケストラ2019」の会場を佐々木さやか参議院(文部科学政務官)と横浜市公明党市会議員団の代表と視察。『OriHime』と共に埼玉の自宅から参加したモニターの方とも会話もさせていただきました。大変に喜ばれていたご様子でした。横浜音祭りは、「街」そのものを舞台にした日本最大級の音楽フェスティバルとして開催されています。今回は、明年開催のオリンピック・パラリンピック。中でも、パラリンピック発祥の地・東京で開催されることで、いち早くからインクルージュンを意識した音楽フェスティバルを目指されてきました。コンセプトの一つに「クリエイティブ・インクルージョン」という考えを掲げ、音楽のジャンルはもちろん、国籍、ジェンダー、世代や障害の有無を超えてあらゆる人に音楽の楽しみをお届けする取り組みが行われています。

音楽、文化・芸術には、国境や人種、障害の有無はありません。そうした文化のが発揮される文化芸術創造都市、横浜の推進が進められています。

 

 

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