神奈川区沢渡中央公園にある横浜市民防災センターと隣接の沢渡中央公園で『やってみよう!よこはま防災大作戦』が開催をされました。
イベント内容は・岩手県大船渡市の林野火災に派遣されたドラゴンハイパーコマンドユニット(大型放水延長車、大容量送水車)の車両展示等。
今回のイベントは「消防・防災体験」をテーマとし、はしご車の搭乗体験や放水体験、民間企業による実演など様々な体験を通し、子どもや子育て世代を中心に幅広い世代の方に防災と触れ合っていただき、防災の担い手育成のきっかけとしていただくことを目的としています。また、本イベントにおいて株式会社伊藤園と横浜市との包括連携協定に基づき、当局が推進しているあんしん救急」の取組について、市民の皆様に広く認知していただけるデザインをラッピングした自動販売機を初公開するとともに、災害時における自動販売機からの飲料の取り出し体験を行います。そのほか、災害について学べる特別ステージや横浜市消防音楽隊の演奏など、盛りだくさんの内容です。(事前発表)
展示は、大容量送水車で油圧式水中ポンプを2台車載。川や海から水を汲み上げて。1.000mまで毎分4.000Lの水を送る事が出来る車です。「ドラゴンハイパーコマンドユニット」という部隊に所属。石油コンビナート火災等にも対応する精鋭部隊として、配置されています。愛称は、車両に表示されているロゴマークから「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」と呼ばれています。また、はしご車搭乗体験や水災害体験、消火活動で使用しているホースを使用しての放水体験も行われていました。
横浜市民防災センターは、『防災・減災教育の場』として、「楽しく学んでしっかり備える」をキャッチフレーズに、地震の揺れや初期消火、煙からの避難、災害の疑似体験など、様々なコンテンツを体験することで、市民の皆様に自助・共助の大切さを学んでいただくための、横浜市唯一の体験型防災学習施設です。自治会や小学校、企業の社員研修など、毎年多くの方が来場し、コンテンツを体験するほか、大規模な防災イベントを年に数回開催しています。また、大規模災害発生時には、隣接する「沢渡中央公園」と一体化した「一時避難場所」として、被災者の応急救護活動拠点となります。横浜駅の帰宅困難者一時滞在施設の指定を受けており、駅周辺滞留者の一時的な受け入れを行うほか、その際に配布する水・毛布等の備蓄も行っています。
そして、横浜市内全域のNBC災害等の特殊災害に対応するため、特殊災害対応車両を基幹車両とした「機動特殊災害対応隊」の活動拠点になっています。併せて「横浜市消防音楽隊」の活動拠点にもなっています。