先入観を持たず、子どもの視点で全国の通学路安全調査を実施することが重要です!
5月16日、公明党の安全対策プロジェクトチームと文部科学部会の合同で、平野博文文科相に、通学路の安全対策についての緊急提言を行いました。「惨事を回避するためには、通学路に危険・盲点はないか点検し、より一層安全対策を強化しなければならない」とも訴えています。
その上で、1.先入観を持たず、子どもの視点で全国の通学路安全調査を実施すること 2.文科省の主導で、警察庁などの関係省庁と教職員、保護者などで構成する「通学路安全対策協議会」(仮称)の設置 3.通学路の危険箇所改善のため、予備費の活用を含め新たな対応を検討すること 4.5月29、30日開催の健康教育行政担当者連絡協議会で通学路の安全対策の周知を行うことなどを要請。
神奈川区においても、藤井県議会議員とともに、区内の通学路の危険箇所を改めて点検を行いました。上の写真は、コットンハーバー近くの通学路の線路脇の鉄橋部分です。以前、子どもが足でも滑らせたら海に落ちる危険があると心配をされていた箇所です。行政を通じ申し入れを行ってもきましたが、中々対応がされなかった危険箇所です。
今回、藤井県会議員に鉄道事業者と連携もとっていただき、危険箇所に鉄柵を設置してもらう事ができました。通学時の事故は、小学1年、中学1年生等、入学時の児童生徒の事故に巻き込まれる傾向が大きいともされています。
自動車の通行優先の便利さを追求して、建設されてきた道路。改めて、人間の安全の当たり前の視点で捕えていくことが大切です。
文部科学省は25日、京都府亀岡市などで登校中の児童らに車が突っ込む事故が相次いだことを受け、学校が地元の警察など関係機関と連携して通学路の安全点検をするよう求める通知を、月内にも都道府県教育委員会などに出す方針を固めました。
通知では、通学路について学校が関係機関と児童、生徒に危険な場所を把握するよう促す。その上で▽車道と歩道が分かれているか▽歩道の幅が児童、生徒の通行に十分か▽見通しが悪くないか―などのチェック項目も示し、問題があれば改善を要請する。学校が把握した通学路の危険箇所や改善件数などは報告を受け、国として対応策も検討するとしています。
生命を守るための取組み!最優先で取り組む課題です。