27日　午前10時より　横浜市　「健康づくり・スポーツ推進特別委員会」　が開催をされました。

　特別委員会とは、付議事件（市会の議決によって定められた市政の特定の問題）について審査あるいは調査・研究するため、必要に応じて設置される委員会で、現在、６つの特別委員会が設置されています。 その一つが「健康づくり・スポーツ推進特別委員会」です。

この特別委員会への付議事件は、「運動による介護予防等あらゆる世代の健康づくり及び大規模スポーツイベント開催やスポーツ関連施設の整備などスポーツ振興に関すること」。

特別委員会では、委員間の意見交換、事例視察や参考人意見聴取などを行います。

そして、今年度の委員会では、「生涯スポーツ社会の実現に向けた、地域での運動習慣を育む取組み」を調査・研究テーマとして活動していくこととなりました。

そこで今回は、テーマに関する横浜市の施策の現状や課題について、事業所管局からの説明を受けた後、質疑・意見交換が行われました。

横浜市においては、スポーツを通じて、子どもから高齢者まで全ての市民がいきいきとした生活を送るとともに、地域住民の交流や心豊かな暮らしができるよう、市民の多様化するニーズを把握し、子どもの体力向上や市民の健康づくり、大規模スポーツイベントを開催することによる横浜の発信力の強化や地域の活性化などに取り組む必要があることから、「横浜市スポーツ推進計画」が策定されています。

現状や課題を踏まえて、また、特性を生かしながら、スポーツ振興の方向性を体系的に示し、スポーツの施策をより一層効果的・効率的に推進すていくことを目的としています。

所管局の説明後の質疑・意見交換では、「身近なスポーツを行う場の確保」について多くの意見がだされました。

この事も推進計画にも示されていますが、計画の推進のために、地域や学校、民間企業、社団・財団法人、社会福祉法人、NPO法人、トップスポーツ。

横浜市の体育協会や横浜市の各局の連携・協働があって実現がされていくものと思います。

写真：FIVBビーチバレーボールワールドツアー資生堂グランドスラム２０１５横浜大会　男子決勝（臨港パーク特設会場にて）