令和6年度においての特別委員会について、「健康づくり・スポーツ推進特別委員会」に所属する事になり、今年度初の委員会が開催をされました。
横浜市会における特別委員会とは、付議事件(市会の議決によって定められた市政の特定の問題)について審査あるいは調査・研究するため、必要に応じて設置される委員会です。 現在、7つの特別委員会が設置されており、特別委員会では、付議事件の調査・研究を目的として、委員間の意見交換、事例視察や参考人意見聴取などを行っています。
「健康づくり・スポーツ推進特別委員会」における付議事件は、運動による介護予防等あらゆる世代の健康づくり及び大規模スポーツイベント開催やスポーツ関連施設の整備等スポーツの振興に関する事となりまます。昨年度は「アフターコロナにおけるスポーツ振興について」を調査・研究テーマとし意見交換、事例視察や参考人意見聴取が行われました。中間報告書の内容は市会ホームページにも掲載をされています。
今年度は、コロナ禍において運動の必要性に対する認識は高まりましたが、直近の令和5年度横浜市民スポーツ意識調査では、全ての指標で令和4年度の数値を下回る状況となっています。一方、スポーツの推進は、人々が感じる楽しさや喜びに根源を持つ身体活動を推進する事であり、心身の健康の保持増進にも重要な役割を果たすもので、健康で活力に満ちた長寿社会の実現に不可欠です。横浜市民意識調査は、国の「スポーツ基本計画」を参考に策定した「横浜市スポーツ推進計画」における「する」「みる」「ささえる」スポーツの推進に向けて、運動・スポーツの実施率等、横浜市における現状を把握するため、市民を対象としたスポーツ意識調査です。また、その結果を活かし、横浜市スポーツ施策における各種事業の現状と課題について考察し、課題解決に向けた新たな政策立案等につなげています。
横浜市においてもコロナ禍を経て大規模スポーツイベントをはじめ、地域の身近なスポーツイベントが再開していますが、よりスポーツを推進していくためには、市民にとってスポーツができる環境、スポーツに親しめる環境づくりが重要でになります。そうした事から、今年度は、「地域の身近なスポーツの場の創出の取り組みについて」との調査・研究を行う事となりました。