ウクライナ国立民族舞踊団 神奈川公演

ウクライナの著名な振付家パブロ・ヴィルスキーのもと創立され、ウクライナの伝統を守ると同時に古くから伝わる民族舞踊に新たな振付を加えたダンスを創作し、ウクライナの昔と今の生活を舞台に描いてきたウクライナ国立民族舞踊団。現在も2022年3月からヨーロッパをはじめ世界各地で公演を行い、大きな反響を呼んでいます。2023年の本年、20年ぶり3度目の来日公演。神奈川県民ホールでの公演が開催されました。鮮やかな彩りの民族衣装や華麗でダイナミックなダンスなど、勇敢にして善意と友好の精神にみちた、ウクライナの精髄と評され素晴らしい舞踊の数々でした。ウクライナは、鮮やかな空と小麦畑を表した国旗からも伝わる様に、美しい自然に囲まれた国家です。ヴィシヴァンカと呼ばれる民族衣装は色取り取りの刺繡が施されており、近年では日本でも高まっています。ウクライナ国立民族舞踊団はパブロ・ヴィルスキーは、ウクライナの著名な振付家パブロ・ヴィルスキー氏のもと創設。その舞台は「ウクライナのことを知りたいならまずウクライナ国立民族舞踊団を見よ」と言われるほど、ウクライナの生活を描いている事で知られています。

現在、ウクライナは大変な状況にありますが、「舞台を通してウクライナの誇りと文化を分かち合いたい」との舞踊団思いが多くの広がり、公演を通して両国の友好をより一層深め、相互理解が促進する事も期待されます。(民主音楽協会 伊藤一人代表理事)

公明党は、社会・経済活動がコロナ禍から脱却しようとする中で、文化芸術のさらなる振興に向け、十分な関連予算の確保・拡充を求める提言を行っています。具体的には、文化芸術団体や劇場・音楽堂などが取り組む優れた活動に対し、統括団体を通じた枠組みを活用して総合的な支援を図るよう要請。文化芸術の業務特性を踏まえた働き方改革の推進や、舞台技術サービス業を日本標準産業分類に新設することを求めています。

またコロナ禍で一時激減した子どもたちの文化芸術の鑑賞・体験機会について「全ての子どもたちに体験を積ませていくことが大切である。」と指摘。学校や劇場・音楽堂などでの鑑賞機会を充実するとともに、障がいのある子どもたちが本物の芸術に親しめるよう教育の充実を要請しています。

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