神奈川公会堂にて、令和5年度神奈川区民協議会“区民の集い”が開催をされました。発足は昭和49年で現在は21期という長い歴史を重ねています。本日は、神奈川区選出の議員として顧問でもあり参加させて頂きました。
区民協議会(区民会議)誕生のきっかけとなったのは、昭和60年度を最終目標年度とする市の総合計画「横浜市総合計画・1985」の策定にあたり、市民の声を反映させるため昭和48年に各区で開催された「あすの横浜を話し合う区民の集い」でした。(HP)
この集会は、それまでの対話集会と違い、様々な立場の市民が参加し、自らの手により開催、運営したもので、市民相互の話し合いに重点を置いたことが特徴でした。そして、話し合われた内容は国際港都建設審議会に提出され、総合計画策定の重要な資料となりました。
単なる行政との対話集会と異なり、市民が主体的に市政に参加できるこの集会は、市民から好意的に受けいれられ、身近な問題をテーマとした「あすの区を考える区民の集い」の開催へと結びつきました。そして、このような市民相互の話し合いの場の継続を望む声が高まり、昭和49年4月の旭区民会議を皮切りに、各区民会議の誕生となりました。神奈川区民会議も同じく昭和49年9月発足。何回かにわたる要綱の改正や組織の見直し、区民のかかわり方の検討や区民会議に望まれているものの模索を通じて、現在の神奈川区民協議会の立場や役割が設定されてきました。
本日の区民の集いは、関東大震災から100年。災害は待ったなしとの事で、今回の区民の集いの内容は災害から命を守るため、既に全戸配布されている“ハザードマップの有効活用方法” “災害映像の上映”を実施。関東大震災100年の節目に改めて地震に対する備えの確認をする内容として行われました。
これ迄、コロナ禍で思うように活動が出来ない状態が続くなどご苦労も部会のメンバーであったかとも思われますが、本日は大変に有意義な集いとなりました。