本日と明日の2日間。横浜市中央卸売市場本場では、横浜市場場外マルシェ「春の味覚キッチンカー祭り」を開催しています。このイベントは、昨年秋開催の横浜市場場外マルシェ第3弾「秋の味覚キッチンカー祭り」に続く第4弾のイベントです。
今回は、前回の倍である 20 台のキッチンカーが出店。各店舗で、市場食材を美味しく味わえる当日限定メニューをご用意。また、より深く市場を知っていただくため、場外マルシェ初の試みとなる「市場見学ツアー」も開催です。
横浜中央卸売市場本場は、市の中心部に近接する神奈川区山内町に位置し、全国で3番目、東日本で最初の中央卸売市場として、昭和6年2月11日に開場しました。野菜や果物を扱う青果部・魚介類を扱う水産物部の2部門のほか、物販・配送・飲食などの事業を市場内で営む関連事業者があります。市場は公正かつ効率的な取引のもと、日常生活に欠かせない食料品を安定的に供給するという重要な役割を果たしています。市場内には卸売店舗や食堂が集まる飲食街があり市場関係者で毎日賑わっています。
日本全国のみならず世界各地から荷が集められてくる、いわゆる生鮮食料品等流通の拠点です。卸売市場には、荷を集めて市場で卸売をする「卸売業者」、卸売業者から荷を仕入れ街の小売店やスーパーなどに卸売りをする「仲卸業者」、小売店などのうち直接せりに参加して仕入れる「売買参加者」など、多くの事業者が働いています。これら事業者は、農産物、水産物、食肉又は花きそれぞれの品質を見極め、需要と供給のバランスを考慮し値を決める、いわば「目きき」のプロの方々です。
「ハマの」台所。横浜の食文化の一丁目一番地です。毎月第1・第3土曜日に、水産仲卸棟の一般開放を実施しています。一般開放日に限り、一般のお客様も、仲卸業者から自由にお買い物をしていただけます。最新の実施状況等につきましては、横浜市ホームページをご覧ください。