急な病気やけがなどで救急車を呼ぼうか迷った時、電話で看護師に緊急度を判断してもらう#7119。横浜市救急医療センターを視察。
横浜市では、増え続ける救急要請に適切に対応していくため、平成28年年1月から救急相談センターによる電話窓口「#7119」業務を始めました。病気やけがで迷ったら、♯7119(または045-232-7119)とダイヤルすると、「救急受診できる病院・診療所」、「今すぐに受診すべきか救急車を呼ぶべきか」を電話相談できます。看護師が症状を聞き取って、緊急性や受診の必要性についてアドバイスします。
24時間365日体制で看護師などの相談員が、急病やけがの応急処置、緊急性についてアドバイスするほか、医療機関の案内を行います。相談員が必要と判断すれば、救急車の出動を要請します。利用件数は年間で約36万件になります。
見込まれる効果として、119番をためらっているような潜在的な救急患者の救護。症状が重症化してしまう前の受診勧奨。救急医療機関への電話相談や時間外受診の抑制など救急医療機関の負担軽減。自身で受診するべきか判断できない方の受療行動(救急車利用など)の適正化の促進が期待されます。