横浜市鶴見区大黒ふ頭の客船ターミナル及びスカイウォークの視察を行いました。
大黒ふ頭の客船ターミナルは、超大型客船の受入れに対応するため、整備が進められてきました。4月には全面供用され、いよいよクイーン・エリザベスを受入れることとなります。また、2019年の大黒ふ頭への寄港予定回数は2018年の11回から倍の22回となり、大黒ふ頭での客船受入れも本格化することになります。
利用しやすいターミナルは、客船誘致にとって重要なセールスポイントです。大黒ふ頭の客船ターミナルは3棟の建物で構成されています。31年度は、新港と大黒で新たな客船ターミナルの供用を始めとして、ワールドクラスのクルーズポートとして飛躍する年になります。世界的な客船の大型化に対応し、約1,000メートルの岸壁を客船バースとして明確に位置づけをし、超大型客船が2隻同時に着岸できるターミナル機能の拡充の検討が行われます。
また、平成22年に閉鎖をしていた横浜ベイブリッジ併設の歩行者専用道路施設「スカイウォーク」が大黒ふ頭に着岸する超大型船やベイブリッジ下を通過する客船の見学施設として活用されます。「スカイウォーク」は、大黒ふ頭側のエレベーター棟から約320mのプロムナードを歩いて、円形のスカイラウンジを往復する構造でみなとみらい地区など内港の眺め等360度、見渡すことができます。4月19日のクィーン・エリザベスの着岸から、再開されます。今年のゴールデンウィークには、延べ15 隻の客船が横浜港に寄港します。イーン・エリザベスが3年ぶりに寄港し、4月 27 日には日本初となる外国客船の4隻同時着岸が実現。