横浜市立市民病院は、昭和35年に開院し、病床規模の拡大を図りながら50年以上にわたり、良質な医療の提供に努めています。しかし、現在の市民病院の建物は、建設から既に30年近くが経過し、施設・設備の劣化が進むとともに、医療の高度化や医療環境の変化に対応するために行ってきた新たな医療機器の導入や度重なる改修などの結果、特に施設の狭あい化が著しく、これ以上の医療機能の拡充だけでなく、現行の医療機器の更新も困難な状況となっています。こうした状況に対応し、市民の皆様に、将来にわたり高度で良質な医療を提供し続けるために、市民病院は、改めて再整備事業に取り組むこととなりました。
2月7日に開催された神奈川区 区づくり推進横浜会議にて「市民病院再整備事業の進捗事業について」の報告もありました。(以下)
新病院の建設工事は順調に進捗。来年の1月末に竣工予定です。その後、3か月程度の準備期間をはさみ、5月1日に開院する予定です。なお、住所地は、診療棟の神奈川区となる予定。(管理棟は西区)
現在の工事期間における、地位からの要望に対しての対応として①工事中の道路渋滞対策では、ニッパツ三ッ沢球技場で、サッカーJ1・J2の試合がある場合は、周囲の道路の渋滞が懸念されるため、原則、試合開始の2時間前には、工事を終了。近隣のマンションの解体・建て替え工事が再開し停る状況で、搬出入計画を共有し、交通災害の防止と渋滞の軽減に努めている。 ②騒音・振動等については、騒音・振動計を工事用の仮囲いに4カ所設置。法律による規制値より厳しい値で管理。夜間照明の設置要望についても対応。 ③バス停の設置については、市営バス87系統の三ッ沢総合グランド入り口のバス停は、新病院のローターリー内に移設。 宮ヶ谷のバス停は、バスベイ(歩行者側に切れ込みを入れたような形で設けるバス停のスペース)を新設。その他、新しい市民病院の周辺のバスルートについては、交通局と協議中との事。等、報告がありました。