文化芸術創造都市の推進

超党派の議員連盟の一つ、横浜市会芸術・文化議員懇談会のメンバーにより「ロームシアター」京都を視察。

横浜市では現在、「文化芸術創造都市」としての取り組みを更に推進するために、条例に基づく市長の付属機関として「横浜市新たな劇場整備検討委員会」が設置され、オペラ・バレエなどの本格的な舞台芸術を日常的に上演する、新たな劇場整備の検討が進められています。

横浜港に近接する新たな劇場は、文化芸術のグローバル化を視野にアジアの拠点として、観光振興、インバウンド誘客、まちづくりの推進、経済活性化などに相乗効果をもたらすことを目指すとしています。

今回訪問の「ロームシアター京都」は、京都府内唯一の大規模ホールとして、また岡崎地域のシンボルとなる施設として、昭和35年4月に会館された京都会館が平成28年にリニューアルオープンした劇場ホールです。

ローム株式会社により、50年間のネーミングライツ52億5000万円の契約がなされています。世界最高水準の公演から広く市民の利用もできる舞台を備えたメインホール2005席の他、多目的ホールとしても活用できるサウスホール、ノースホールを備えます。メインホールの稼働率は81%で利用料金収入は、全体で約3億3300万円。

人々が同じ時間と空間を共有する劇場という名の「装置」は有する、集合的な意識・記憶を呼び覚ます機能は、人・モノ・情報の移動が加速的に広がった現代においてとりわけ重要で留めておく必要がある。建物としての劇場は深く根を張る。とは、ロームシアター京都プログラムディレクターの言葉です。

 

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