横浜市会 常任(交通)委員会視察「ブルーライン新型車両」

横浜市会交通常任委員会にて、横浜市営地下鉄「上永谷車両基地」を視察。新しく導入されます4000形を視察しました。

上永谷車両基地は、昭和52年5月に完成。電車を安全・確実・快適に運転できるよう、定期検査や臨時検査を行っています。車両基地には、車両の検査を行う検修区の検車場車両修繕工場の他、車両基地を統括する保守管理所、線路などの点検・整備をする施設区、電気を送る設備や信号を送る設備の点検・整備をする電気区、上永谷駅と基地の間の車両の入れ換えを行う信号所、職員の研修や運転士の養成を行う能力開発センターがあります。今回は、前回委員会で報告がありました新車両4000形を視察。新型車両は、令和元年度の事故により廃車された車両の代替えも含め、令和5年度までに全8編成を導入。現在試運転がされ第1編成目は、本年5月に運行される予定です。

デザイン(エクステリア)は、海辺の先進的な都会感を表現。凛とした佇まいとスピード感を感じさせるデザインとされています。また、先頭形状は全体的に平面や直線の構成とし、エッジを際立たせ、様々な方向を向いた面が、見る角度とともに先頭形状の表情を変化させ、躍動感を感じさせるデザインとしています。

今までのバリアフリー機能に加え、車いすやベビーカーの利用できるエリアに2段手すりや床面表示も設けられています。車内には、セキュリティー向上を目的として車内防犯カメラを1両に3台設置。安心して利用できる様に、車内抗菌も実施されています。車内の快適性向上の点からは、バケットシートはそのままに、座席幅を従来の470㎜から480㎜に拡大。座面の材質も見直され座りごこちが向上しています。シートの端部の袖仕切りも大型化されていました。新しい車両での安心・安全の5月の運航を楽しみにしておられる方も多くおられると思います。

 

 

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