横浜市営地下鉄 ブルーライン新型車両の導入

ブルーライン新型車両の導入について本日開催をされました。常任委員会にて報告がありました。
現在ブルーラインで保有している車両のうち最も古い形式である 3000A形車両(28 年経過)に代わる新型車両 4000 形を導入します。製造にあたっては、本市が行った各種調査を参考に『横浜のイメージ』、『魅力』、『横浜らしさ』を抽出し『海辺の先進的な都会感』をコンセプトとされています。(報告資料以下)
1 導入計画について
新型車両 4000 形は、令和元年度の事故により廃車した車両の代替えも含め、令和5年度までに全8編成を導入します。第1編成目は令和3年 12 月に納車され、試運転等をおこない令和4年5月に営業線で運行を開始となります。(1)デザイン
■エクステリア
『海辺の先進的な都会感』を表現する、凛とした佇まいとスピード感を感じさせるデザインとしています。先頭形状は全体的に平面や直線の構成としたことでエッジを際立たせるとともに、従来までの『くの字』形状を残しつつ、様々な方向を向いた面が、見る角度とともに先頭形状の表情を変化させ、躍動感を感じさせるデザインとしています。

■インテリア・ 床面はブルーラインのシンボルカラーであるブルー、壁面をグレーとし、出入口には注意喚起色であるイエローを配置した室内カラーリングされます。
・ ゆずりあいシート部の床面を赤、壁面を白とすることで認識しやすいカラーリングされています。
(2)バリアフリーの向上・ 今までのバリアフリー機能(ドア開閉予告灯、車いす固定具等)に加え、車いす・ベビーカーのお客様がご利用いただける車いす・ベビーカーエリアに2段手すりや床面表示を新たに設けられています。
(3)快適性の向上・ 着座位置が分かりやすいバケットシートはそのままに、座席幅を従来の 470mm から 480mm に拡大するとともに、座面の材質を見直したことで座り心地を向上。
・ シート端部の袖仕切りはお客様からの要望もあり大型化しました。
(4)安全性の向上・ 車内にはセキュリティー向上を目的として車内防犯カメラを1両あたり3台設置しました。
・ 車両間の貫通扉はガラス製とし衝突防止対策として横浜をイメージしたパターンを実施。・ 安心してご利用いただくため、車内抗菌も実施しています。

令和5年度に3編成運航開始の予定です。

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