横浜市民防災センターに伺い、VRゴーグルを装着して、マンションにおける火災時の行動を疑似体験しました。「初期消火訓練」、「避難訓練」、「通報訓練」の3シーンがあり、ガイドの解説により災害時の行動を学ぶことができます。VRを装着すると本当にその場所にいるという実感で体験することができ、実にリアルです。
このVRは、横浜市の共創フロントから実現しており、大和ライフネクスト株式会社と株式会社理経との三者連携協定による「次世代型マンション防災コンテンツの共同研究開発」の成果として、「マンション居住者向け VR」の完成に至っています。
◆製作背景◆近年、全国各地でさまざまな災害が発生し、マンションでも積極的な防災活動や災害への備えが重要となっています。一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大により、従来行われていた集合型の訓練が開催できていない状況が続いています。また、マンション管理組合からは「消防訓練が開催できない・参加しにくい、そもそも参加率が低い」などの声があり、これらの課題を解決するため、消防訓練の新しい形として三者連携協定による共同開発を進めてきました。横浜市民防災センターではこのコンテンツを活用して、来館者がマンションでの災害をよりリアルにイメージし、どのような行動をとれば良いのかを学ぶことで被害を最小限に抑えることにつなげていきます。(記者発表)
◆予約に関するお問合せ先◆
横浜市民防災センター 予約受付
TEL:045-411-0119 HP:https://bo-sai.city.yokohama.lg.jp/