令和3年度9月補正予算(追加含)を可決

令和3年度9月補正予算案(9月 29 日追加提出分含む)が本日の本会議で可決されました。

追加予算では、新型コロナウイルス感染症への対応として、ワクチン接種の加速化や自宅療養者の重症化抑制に向けた取組を行うとともに、市議会議員金沢区選挙区補欠選挙にかかる歳入歳出予算補正を実施します。

新型コロナウイルスワクチン接種事業では、地域の医療機関・集団接種会場等でのワクチン接種に加え、多様なライフスタイルに対応した接種実施のため、新たに若者を対象とした会場や深夜帯でも対応可能な会場を開設し、接種
のさらなる加速化を図ります。

◆実施概要
①「横浜市若者向けワクチン接種センター」の開設/  181 百万円若い世代向けに、交通アクセスが良い接種会場を新たに開設します。
・申込方法:事前予約制
・実施場所:市内1か所
・実施期間:令和3年 10 月初旬から6週間(週6日実施)
・実施時間:火・水・木・土・日:14 時~21 時 金:16 時~23 時
・対象者 :市内在住の 16 歳~39 歳
・想定回数:1,000 回/日
②深夜・早朝接種の実施 24 百万円/ 日中の来場が難しい方にも接種機会を提供するため、週末の深夜から早朝に対応できる接種会場を開設します。
・申込方法:事前予約制
・実施場所:市内1か所
・実施期間:令和3年 10 月初旬開始予定
・実施時間:22 時~翌7時(予定)
・対象者 :市内在住の 18 歳以上
・想定回数:120 回/日

抗体カクテル療法等実施支援事業  自宅療養者への早期投薬治療により重症化を防ぐため、協力医療機関での抗体カクテル療法 やステロイド投薬療法 の実施を支援します。
抗体カクテル療法は、(出典:新型コロナウイルス感染症診療の手引き 第 5.3 版)抗ウイルス作用を発揮することが期待されている中和抗体薬による治療です。
中和抗体薬は、発症から時間の経っていない軽症例では、ウイルス量の減少や重症化を抑制する効果が示されています。
ステロイド投薬療法(出典:新型コロナウイルス感染症診療の手引き 第 5.3 版)中等症Ⅱ(呼吸不全あり)以上では、ステロイド薬の使用によって予後改善効果が認められるため、強く推奨されています。
◆実施概要
①抗体カクテル療法実施支援 280 百万円
・実施方法:市で中和抗体薬投与の適否を判断、協力医療機関で患者の治療意思を確認。協力医療機関にて投与を実施し、投与後、経過観察。
・対象医療機関:市と協定を締結した医療機関
・対象者 :自宅療養者
・想定件数:2,800 件
・支援額 :1件あたり 10 万円
・実施期間:令和3年9月から令和4年3月
②ステロイド治療実施支援 80 百万円
・実施方法:市で作成した対象者リストを基に、協力医療機関の医師が電話診療の上、治療の適否を判断した上でステロイド薬を処方。市薬剤師会を通じてステロイド薬を配送。処方後、看護師が電話で経過観察。
・対象医療機関:市と協定を締結した医療機関
・対象者 :自宅療養者
・想定件数:7,280 件
・支援額 :1件あたり1万円
・実施期間:令和3年9月から令和4年3月

これらは、9月3日に新市長に対して、公明党横浜市会議員団として緊急要望を行ったものにもなります。

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