3年に1度、横浜で開催される、日本最大級の音楽フェスティバルの「横浜音祭り」。今年は、9月15日から11月15日の間、300を超えるプログラムが展開されています。国内外で活躍するトップアーテイストによるオリジナル公演、子ども達がプロのミュージシャンに学びワークショップ、週末ごとに街なかで様々音楽を楽しめます。参加型のステージ等、横浜がオールジャンルの音楽で溢れる62日間です。
音楽をあらゆる人に届けたい! あらゆる人に音楽の楽しみを。クリエイティブ・インクルージョン
様々な音楽ジャンルを取りこんで、国籍・人種・世代・性別や障害の有無を超えて、あらゆる方々が参加でき、楽しめるフェスティバルが展開されています。
ショパンのピアノ曲「ノクターン」を弾きたいと願う、手足の不自由な一人の高校生のために、開発されたピアノが「だれでもピアノ」です。片手1本だけでメロディを奏でると、そのメロディのタイミングや強弱に合わせて自動伴奏ペダルが付いてきて、初心者や障害者など誰もが演奏の楽しさを体験。科学技術と音楽で夢を叶えます。期間中、象の鼻テラスに設置されています。
また、昨年の「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2018」におけるクリエイティブ・インクルージョンの取組みでは、義足のダンサー大前光市さんによる車椅子のダンスや、片足のベルギー人のパフォーマーによる公演などのプログラムを実施。それ以外にも、障害の有無にかかわらず、誰もが参加できるワークショップなど、多彩なプログラムも実施されました。市民参加によるステージも含め、国籍・人種・世代・性別・障害を越え、多くの市民が出演し、多様なダンスで街を盛り上がりました。