130メートル損壊、重要物流道路(南本牧はま道路)を視察

台風15号は首都圏に甚大な爪痕を残しました。

 赤羽国交相は、台風15号による公共インフラの被害状況を調査するため、横浜市の南本牧はま道路を訪れ、関係者と意見を交わしました。公明党の上田勇神奈川県代表(前衆院議員)、佐々木さやか、三浦信祐の両参院議員も同行。

 南本牧はま道路(約2・5キロ)は、横浜港の南本牧ふ頭と首都高速道路湾岸線を結ぶ、コンテナ輸送のための重要な物流道路。台風15号の強風によって流された貨物船の衝突で、道路の橋(約610メートル)が約130メートルに渡って損壊。橋桁や照明灯が大きな被害を受けました。現在も通行止めとなっており、輸送に大きな支障を来しています。

 国交省の担当者は、復旧に向け、「損壊した部分の詳細調査のほか、橋脚や(転落防止の)高欄など他の部分の損傷状況を把握する必要がある」と説明。具体的な復旧工事まで時間がかかることなどを報告。

 視察後、赤羽国交相は、経済活動を支えるコンテナ輸送の重要性を指摘し、損壊した橋の早期復旧に向けて専門家らの技術検討委員会(仮称)を立ち上げる考えを表明。「被災状況を迅速に把握して、コンテナ物流の交通網を一日も早く回復させていく」と語りました。

また、台風被害で営業停止を余儀なくされている、本牧ふ頭の海釣り施設も視察しました。

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