今秋、横浜・みなとみらい21にの新港地区に客船ターミナルを核とした新たな複合施設が開設されます。今回、現場の視察を行いました。
施設は、「横浜ハンマーヘッド」で1914年(大正3年)新港ふ頭に整備の際に設置されたイギリス製のハンマーヘッドクレーンをシンボルとした施設で豪華客船が入る港から、横浜の経済活性化が目指されます。因みにハンマーヘッドは、経済産業省の近代化産業遺産で横浜市・長崎市・佐世保の3基が残るのみです。
建設中の客船ターミナルは、地上5階建て、総床面積は約3万290平方㍍で、桟橋も延伸され、CIQ施設も整備され今年の11月には、「ダイヤモンドプリンセス」が着眼の予定。施設には、約20店舗で構成される「ハンマーヘッドイート&テラス」でクラフトビールを提供するレストランやワインバーやラーメンコーナー、手作りチョコの店舗等が入るようです。3階からは、海に面した高級ホテルとなります。
ターミナルと合わせて、先端には港湾緑地としてのハンマーヘッドパークが整備もされ、新港と臨港パークを結ぶ歩道橋も懸け、連接バスの運行、ロープウエイや、観光船やシーバス、豪華ヨットが停まる「ヨコハマウミエキ」の構想もあり、期待が膨らみます。