神奈川区の入江川第2派川に架かる新浦島旧橋は、明治末期から大正初期(推定)に築造されました。その後、日本カーボン株式会社が専用橋として使用し、昭和30年に桁を架け替え、昭和46年に首都高速道路横浜羽田線の建設に伴い下部工の補強と歩道拡幅を行い、昭和62年に横浜市が移管を受けました。
築造後100年以上の経年の劣化により、橋脚・床版の強度が低下しており、防災の面からは地震対策も急務となっていることから、交通空間の安全確保を図るため、本橋梁の架け替えが平成14年からスタート。
この1月12日には、新浦島橋開通記念式典が開催されました。
地域の皆様、待望でもあった新しい橋。幅員を広げ快適な歩車道空間を確保するとともに、耐震性が向上し、より安心・安全に 利用できる橋になりました。