横浜デジタルアーツ専門学校の学生が、火災予防をPRする年賀状をデザインし、市消防局から1月1日、市内に103.972枚送付されました。
はがきの裏面には、市内で起きた住宅火災の主な出火原因であるたばこやコンロ、放火をイメージしたイラストと、「後悔しない為(ため)に今できることを」という標語をデザイン。今秋の火災予防運動ポスターとして、横浜デジタルアーツ専門学校グラフィック科1年生の学生が制作。 宛名の記載は省略。年賀はがきを使ったダイレクトメールとして、117社の協賛企業が指定する地域に配布しています。 「お年玉くじ付きなので、抽選日まで飾ってもらえたら。何度も見て、火の元に気をつけてほしい」「多くの人の防火意識を高めたい」とは横浜市消防局の予防課長。
消防局では、「消防局のPR・ブランディ ングと市民の防災意識の啓発」をテーマに、公民連携の提案及び連携事業者を募集。 今年度からは、火災予防運動ポスターのデザイン制作をテーマ型共創フロントで募集し、提案のあった学校法人岩崎学園 横浜デジタルアーツ専門学校の学生に制作を依頼。ポスター デザインは、はがきサイズでの使用も考慮し、今回の産官学連携 になっています。
この1年、こうした事前防災、火災予防に対する市民、学生・事業者等様々なアイデアをいかした取組の啓発の渦が幾重にも重なり、火災のない1年であることを祈ります。