健康長寿ビジネス支援事業は、横浜市の「成長分野育成ビジョン」において、今後成長が見込まれる3つの柱のひとつ「健康・医療」分野における取組です。
27年度は「高齢者の健康」に着目し新たなサービスの創出を支援する取組みでしたが、28年度は「働く世代の健康」、いわゆる「健康経営」に着目し新たなサービスの創出を支援することとしています。
「健康経営」は企業の生産性向上や労働市場での魅力向上につながるなど、経済局として取り組むべきテーマで、横浜市会第3回定例会の決算特別委員会の経済局審査において質問をしました。
経済局では、今年の6月には、健康経営に役立つ新たなサービス創出のきっかけとするため、経済産業省による国の取組の紹介や、民間事業者による先進事例を紹介するセミナーを開催。
また、市内企業が健康経営に取り組む機運を醸成するため、「よこはま健康経営会議」を、実行委員会や横浜商工会議所などとともに11月に開催します。会議では、国の最新動向や、市内企業による先進事例などを紹介し、経営層の皆様に健康経営の実施を働きかけていく。
加えて、健康福祉局と連携し、健康経営の実践や関連サービスの創出を目的とした、企業間のネットワーク「よこはまウェルネスパートナーズ」をスタートします。た、今後の健康経営企業の認証制度を踏まえ、認証企業への優遇策を準備していくとの事。
こうした取り組みで、市民が健康になり、経済が活性化される取組となること。健康寿命日本一を目指して、全区局が一丸となり、様々に取り組むことを要望しました。