商店街が所有する街路灯の維持管理について

商店街が所有する街路灯の維持管理について

商店街で見られる、趣向を凝らした街路灯やアーチ。特に、街路灯は、地域の安全を守り、防犯力を高める防犯灯の役割もしています。

しかし、残念なことに、近年、商店街の会員数が減ってしまい、街路灯のような商店街所有の施設を維持するのが難しくなっている、といった声を伺ってもいます。今回の横浜市会決算特別委員会 経済局審査質疑にて取り上げました。

昨年度、市では3年に1度実施する商店街実態調査の中で、質問項目として、街路灯の維持管理における課題・問題点について取り上げています、その商店街実態調査の結果。

現在、LED等の省エネ型ランプへの交換への補助や、防犯パトロールを行う商店街が所有する街路灯の電気代の補助に関する支援を実施している電気代負担を軽減するための補助制度の27年度実績について。

実態調査において、多くの商店街が課題として考えている街路灯の老朽化。新たな試みとして街路灯調査の内容及び調査の結果の活用方法について質問。

経済局からは、商店街が所有する街路灯やアーチについて、専門の事業者に委託して実施する調査は、市として初めてとなります。整備後15年以上経過した約4,000基を対象にした調査で、具体的には、支柱の腐食や傾き、灯具の取り付け状況などを本年10月から来年2月にかけて点検します。

調査結果の活用としては、老朽化の状況や危険性の度合いに応じて、調査結果を分類して、商店街にお示しし、特に緊急対応が必要なものについては、必要な対策をお願いしていきたい。また、今回の調査結果を分析し、今後の維持管理に係る支援策を検討していくとの答弁がありました。

改めて、会員数が減ってしまって、維持管理に悩みを抱えている商店街がある中で、今回の調査結果も踏まえたうえでの施策の検討を要望しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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