国連WFPは、飢餓と貧困をなくすことを使命とする国連唯一の食糧支援機関です。
災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供など活動の柱に、毎年平均80カ国で、女性や子ども等9.000万人に食糧支援を行っています。その活動は、全て、各国の政府の搬出金や、企業、団体、個人などの寄付金でまかなわれています。日本は国連WFPの最大の支援国のひとつであり、日本事務所は横浜市にあります。
世界ではおよそ8億人が飢餓に苦しんでいます。5歳で亡くなる約半数310万人が、栄養不良が関係。5歳以下の4人に1人が、慢性的な栄養不良の状況にあります。飢餓の解決は平和への第一歩でであり、すべての人が当たり前に食べられる「飢餓のない世界」をWFPは目指しています。
公明党は、平和と人間の安全保障を掲げ、また横浜市はピースメッセンジャー都市でもあります。本日は、WFP日本事務所を訪問しスティーブン・アンダーソン代表からWFPの活動について説明を受け、質疑・懇談と大変に貴重な時間となりました。
横浜市の支援の仕組みの一つに、ウォーキングポイント事業があります。参加者の月平均歩数が10万歩達成で、企業からWFPに20万が寄付され、現在迄300万円が寄付をされます。健康を目指して歩いて、貢献ができる。こうした取り組みも含め様々な取り組みの渦を巻き起こしていくことが大切です。