横浜市の「小中一貫型カウンセラー」の配置

横浜市の「小中一貫型カウンセラー」の配置

文部科学省では、平成7年度から、「心の専門家」として臨床心理士などをスクールカウンセラーとして全国に配置しています。

近年のいじめの深刻化や不登校児童生徒の増加など、児童生徒の心の在り様と関わる様々な問題が生じていることを背景として、児童生徒や保護者の抱える悩みを受け止め、学校におけるカウンセリング機能の充実を図るため、臨床心理に専門的な知識・経験を有する学校外の専門家を積極的に活用する必要があることから配置がされています。

現在、横浜市の全市立小中学校では、週 1 回程度、児童生徒や保護者、そして教職員の相談が受けられるよう、学校で相談に応じる「スクールカウンセラー」90 人と、学校に加えて区役所でも相談に応じる「学校カウンセラー」50 人を配置しています。

また、横浜市のカウンセラーについては「第2期横浜市教育振興基本計画」において、いじめ、不登校等へ対応するため、中学校と同一学区の小学校に同じカウンセラーを配置する「小中一貫型カウンセラー」の推進を掲げています。

現在開催中の平成27年度横浜市会第1回の予算特別委員会の質疑において、更なる充実の提言を踏まえて27年度の取り組みを確認しました。

平成27年度は、小中一貫型カウンセラーの配置は、カウンセラーが児童生徒や保護者と顔の見える関係がつくれること、小中学校間の迅速な情報共有が行えることなどの効果があることから、全中学校ブロックへの展開を考えています。 27 年度は、学校カウンセラーを 4 人増員し、141 ブロックのうち、128 ブロックで「小中一貫型の配置」を実施していくとの答弁がありました。

(写真:ズーラシアのアフリカサバンナゾーン開園のポスター)

よこはま動物園ズーラシアでは、4 月 22 日(水)に、「アフリカのサバンナ」が全面開園 します。

 

 

URL :
TRACKBACK URL :

コメント

  • 最近の投稿
  • 人気の記事
  • Category
  • アーカイブ