横浜市における小中学校の不登校児童生徒への対応

横浜市における小中学校の不登校児童生徒への対応

予算特別委員会の教育委員会の審査で質疑の項目の一つが“学校生活のきめ細かな支援”のなかでの不登校児童生徒へに対する居場所づくりの取り組みです。

横浜市における不登校児童生徒数は、小学校988人、中学校で2,423人と多くの児童生徒が存在します。(25年度)

居場所づくりの取り組みとして、児童生徒の状態に応じて、集団での創作活動、スポーツ、体験活動などを行う「ハートフルスペース」を市内4か所に、学校に近い環境の中で教科学習、体験活動等を行う「ハートフルルーム」を市内8か所にお設置して、不登校の児童生徒が安心できる居場所づくりに取り組んでいます。

27年度の予算審議ですので、その取り組みについては、まず不登校への未然防止や早期対応を図るため、カウンセラーを増員して相談体制が充実。

また、大学生が、引きこもり状態にある児童生徒の話し相手となるハートフルフレンドを大学との連携で確保し、社会とのつながりを促します。

現在市内の4方面で展開するハートフルスペースでは、支援員の研修を充実するなど、再登校やハートフルルームにつなげていきます。

さらに、スペースから学校生活へつなげるハートフルルームについて、27年度は新たに南部方面に1か所増設し、通いやすい環境を整えていくことになります。

(*写真は、事務所のお隣のお宅の出窓です。昨日までは、お雛様でしたが…いつもこうして道行く人の心をなごましてくれる装飾がされています。)

 

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