横浜市救急ワークステーションを視察

救急ワークステーションとは、横浜市立市民病院再整備基本計画に基づき、横浜市民病院内に設置された救急救命士の教育拠点となる施設です。

ここでは、救急救命士の教育体制の充実強化を図り、市民の皆様にの安全・安心を守る取り組みの向上が目指されます。総務省消防庁の「平成24年度救急業務の在り方検討会」では、地域の救急業務の水準を高めるための教育方法として非常に有用な位置付けとされ、救急救命士の生涯教育を推進していく上で、重要な施設となります。

横浜市においても、増加の一途を辿る救急需要に的確に応えていくために、救急救命士を中心とした救急隊員の知識・技術向上を図るなど、救急救命体制の更なる充実強化に向けて、市民病院の再整備の機会を捉えて整備されました。

機能:1 救急救命士の病院実習を集約/ これまで複数の医療機関で実施していた病院実習を集約し、年間を通じて、効率的かつ効果的な研修を実施。

機能:2 専用施設及び専任職員による教育訓練/ 高度化する救急科都度に対応するため、専用施設の整備及び専任職員の配置によって、教育訓練の質の向上を図ります。 また、救命救急センターに隣接した環境であることから、医師との顔の見える関係構築をし、救急医療に関する医師との相互理解を更に推進します。

機能:3 救急自動車を配置した医師同乗研修/ 救急現場で医師から直接指導を受けることで、救急隊員の教育機会の増加に繋がります。・医師が現場に出場することで、医師の救急活動に対する理解が深まり、救急隊員に教育すべき事柄も把握することができる。・重症事案等に対し、必要に応じて、医師が現場で早期医療介入することで、救命効果の向上につながります。

 

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