障害のある方が「働く」ことについて理解を深め、「働きたい」と思えるきっかけをつくるイベント「働きたい！わたしのシンポジウム」が毎年開催されています。シンポジウムでは、障害のある方ご本人の視点を大切にし、働いている方の声や、雇用企業・就労支援機関の支援者からの生の声を発信。第18回となる今回の開催に足を運んできました。

このシンポジウムは、障害者就労に関する普及・啓発事業として平成16年度に「障害者就労シンポジウム」として始まり、平成19年度の第4回目に「働きたい！あなたのシンポジウム」に、さらに平成29年度の第14回からは「働きたい！わたしのシンポジウム」と名称を変え、毎年開催しています。開催当初は、企業への雇用も限定的で職業訓練ができる場も少なかったため、訓練機関の紹介や働く知的障害のある方の講演がメインでした。その後、訓練機関や企業で働く障害者が増え、平成30年度からは精神障害者も障害者雇用促進法の対象となり、より障害のある方に対して雇用の機会が広がりつつある中、時代の変遷と共に毎回テーマを変えながら、現在に至っています。（横浜市HP）

障害のある方が「働く」ことについて考え、「働きたい」と思えるきっかけづくりを目指しての開催。シンポジウムでは、毎年、障害のある方に就職や仕事について体験談をお話してもらっているとの事で、今回は「様々な働き方がある」というテーマを中心に、横浜市にある障害者就労支援機関を利用して就職した方などから発表者を募集し、３組の方々からお話しがありました。とても素晴らしい内容に大変感動をしました。