おおぐち通商店街協同組合の皆様と、横須賀市の衣笠商店街、久里浜商店街、追浜商店街を視察しました。
衣笠商店街、久里浜商店街では、それぞれ形態は異なりますが、ICカードによるポイントシステムを導入していました。
衣笠商店街の「衣笠ポイントカード」は、衣笠商店街の加盟店で利用で使用ごと、108円で1ポイントつきます。
1ポイント1円として1ポイントから買い物に利用可。貯めたポイントは商店街のイベントや商品の交換にも使えます。ポイント残高は、カードご利用時のレシートで確認できます。
70歳以上の方を対象に、商店街に設置してある「街角ステーション」にポイントカードをタッチすると1ポイント付与されるという高齢者の外出支援の仕組みもあります。また、衣笠地蔵尊御守 500円(税別)おおすけ君・きぬ姫ちゃんストラップ 500円(税別)、これもICカードです。
また、久里浜商店街商店街では“くりはまDoream Card”が使用されれています。
カードは、久里浜商店街のくりはまドリーム会加盟店で貯めて使える地域共通ポイントカードで、地元のイオンさんの“横須賀開国WAON”との連携によるものです。
現在、国ではマイナンバーカードの発行と共に、地域活性化策として“マイキ―プラットフォーム構想”が検討されています。
“マイキ―プラットフォーム構想”とは、マイナンバーカードのマイキー部分(ICチップの空きスペースと公的個人認 証の部分で、国や地方自治体といった公的機関だけでなく、民間でも活用でき るもの)を活用して、マイナンバーカードを公共施設や商店街などに係る各種 サービスを呼び出す共通の手段とするための共通情報基盤をマイキープラッ トフォームと呼び、これを利用して行政の効率化や地域経済の活性化につな がる具体的道筋を明らかにするものです。
より使い勝手の良い効率のよい、活性化策。研究せねばなりません。