観光・創造都市・国際戦略特別委員会が開催されました。特別委員会は、付議事件(市会の議決によって定められた市政の特定の問題)について審査あるいは調査・研究するため、必要に応じて設置される委員会で、委員間の意見交換、事例視察や参考人意見聴取などを行います。
今年度の調査研究テーマは「選ばれる国際港都横浜の魅力づくりの推進について」です。
本日は「国内外からの誘客促進について」、市内の主要施設の利用状況、シティープロモーション、大規模イベントの支援について事業所管局からの説明聴取後、質疑・意見交換が行われました。
主な28年度の事業の中の一つに、戦略的・効果的なシティプロモーションの展開・強化があります。横浜のブランド力向上や集客・賑わいづくりにつなげていくために、基礎的情報の収集・分析を踏まえ、文化芸術創造都市、観光・MICEを中心に横浜の魅力を総合的に発信するシティープロモーションを戦略的に・効果的に展開する。
そして、テレビやスマートフォンを通じ、映像で視覚的に魅力を伝えていく取り組みをより一層強化。特に海外については、ラグビーワールドカップ2019や東京2020オリンピック・パラリンピックを見据え、アジアを中心としたテレビとSNSによるプロモーションを展開することで、都市の魅力に認知率やブランドの向上につなげる。
また、プロモーションノウハウの蓄積・共有化を進めるとともに、庁内各部署からの事業プロモーションに対する相談対応をすることで、市全体のプロモーション力アップと一貫性のあるプロモーションを進めるとしています。
横浜には、近代の歴史や多様な文化があります。研究テーマにある「港都」、港があり、大型客船の寄港もあります。トリエンナーレ等の文化、ベイスターズ等のスポーツや大規模イベント、動物園も3か所あります。来年は全国都市緑化フェアも横浜開催です。
多様な観光資源がある中で、全体的な戦略、魅力発信の強化。そして大学や多様な民間事業者とも連携したオール横浜の取り組みが、大きな言い方をすれば観光事業であると思います。
いわば、観光とは街づくりだと考えています。
(写真はこの夏訪問した、カップヌードルミュージアムで)