農のある豊かなまち 横浜を目指して

農のある豊かなまち 横浜を目指して

キャベツ畑の向こうにランドマークタワーが見える。都市と共存した農的風景が見られる都市でもあるのが横浜の魅力の一つ。

市内では多くの農産物が生産されていますが、同時に、約370万人もの人口を抱えていて、消費が生産を大きく上回っていることも特色です。
豊富な購買力を活かし、市内農家は市場に出荷する他、直売や契約栽培など多様な販売形態を持っています。

特に横浜市は、全国的に見ても直売所が多い都市で、その数なんと約1,000ヵ所。市内で生産されている野菜約6万トンのうち約4割が直売等で、市場を通さずに取引されています。また、横浜の農業はバラエティに富んでいます。野菜だけでなく、果樹に花き、植木に畜産。しかも生産額は神奈川県内でトップクラスです。

なんと小松菜の生産は日本でトップクラスで日本一になったこともあります。

国では、都市農業の役割と価値を位置づけ、安定的な継続を目的として、国と地方自治体が振興に責任を担う「都市農業振興基本法」が4月に成立しています。

また、横浜市では「横浜都市農業推進」プランを1月に発表。

これは農業を取り巻く環境の変化や、農家の抱えている課題、多様な市民のニーズ等に対応するため、370万人都市における今後の都市農業の目指す姿や取り組む事業など、これからの農業施策をまとめて策定している計画です。

このプランは、おおむね10年後の横浜の都市農業を展望しつつ、平成26年度から30年度までの5年間の具体的な取組を定めています。

横浜市において活力ある都市農業が 展開され、市民に新鮮で安心な農畜産物を提供するとともに、農のある豊かなまちを次 世代へつなげていくことが目指されます。

 

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