ワクチン接種体制への要望「移動困難な障がい者や在宅介護、介護関係者への配慮」等

公明党横浜市会議員団として、4月26日に続き、「新型コロナウイルス ワクチン接種の体制整備に関する緊急要望書」を林市長に提出しました。(以下内容)

現在、新型コロナウイルス感染症の感染拡大第4波の中、政府は、変異株などによる全国的な感染拡大に対応するため、3回目となる緊急事態宣言を発令し、さらに、5月31日までの期間の延長、区域拡大やまん延防止等重点措置の延長・追加などの対策が図られています。こうした中、今まで以上の感染予防対策の実施や医療提供体制の拡充とともに、市民への円滑なワクチン接種を進めることが極めて重要であります。また、「移動弱者」ともいえる方々への配慮は喫緊の課題です。ついては、横浜市におけるワクチン接種の体制整備について、以下の通り要望致します。

【1】  今後、高齢者と基礎疾患を有する者への優先接種が並行して行われることも想定される。国から示されている「先行予約期間」の設定を適切に行い、この期間においては、障がい者の方々等へのきめ細かな配慮を行い、速やかな予約につながるよう特段の取り組みを推進されたい。

【2】  我が党からの要望を受け、準備段階における障がい者への配慮について高く評価致します。引き続き、視覚・聴覚障がい、発語障がい、精神疾患などのある接種希望者に対して、事前の情報提供の充実と接種会場での円滑な接種に資する合理的配慮を十分に講じられたい。

【3】  今後、個別接種も始まるが、集団接種も含め、接種場所に行くことが困難な障がい者や寝たきり等の高齢者等についても、往診によるワクチン接種などの対応ができるよう対策を講じられたい。また、集団接種会場で支援を要する方に対して、付き添いなど必要なサポートが行われるよう配慮されたい。

【4】 介護施設従事者へのワクチン接種の準備が進められているが、訪問介護、小規模多機能等の介護関係者への接種は今後の予定となっている。サービス提供者及び利用者の安心のために、早期の接種開始を検討されたい。

【5】  ワクチンの十分な配送能力の確保及び厳格な温度管理は非常に重要であり、配送力・管理力の増強を強力に推進されたい。

【6】  大規模接種会場の設置/国による大規模接種センターの開設が発表されたが、日本最大の政令市の役割として、特に高齢者人口が多い地域などを勘案し、大規模接種会場の設置を検討されたい。

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