藤沢市では、医療制度の改革による老人保健法の改正や、市独自の身近な健康づくりおよび保健所政令市として…保健施策を推進するため、生涯にわたる市民の健康づくりの指針としての　「藤沢市健康増進計画」を策定することとなりました。

この「藤沢市健康増進計画」策定内容について、本日の民生常任員会にて報告がありました。

計画の策定については、市民の声を反映し…また、ＷＨＯ（世界保健機関）の　「ヘルスプロモーション」の概念を踏まえて策定がされています。

市民の声としては…「健康」とは…“快食・快眠・快便であること”　“病気でないこと”　という身体的な健康のみならず…

…“身体だけでなく心も元気であること”　“幸せだと感じられること”　“元気に仕事ができること”　等々の声が寄せられています。

また…ＷＨＯにより作成された…「ヘルスプロモーション」とは、「人々が自らの健康をコントロールし、改善できるようにするプロセスである」…と定義されています。

市民が健康づくりを継続的に実践していくには、地域全体で個人を支えるヘルスプロモーションの考え方や、仕組みが大切で…

健康づくりを直接の目的とするボランティアや市民活動をはじめ…地域における様々な市民活動が市民の健康増進に寄与し…

こうした活動が活発になることが…藤沢市全体の健康増進につながるという考え方です。

健康都市へ向けて…市制施行７０周年を迎える本年…藤沢市は…「健康都市宣言」をする予定でもあります。