認知症疾患医療センターを視察

 公明党市会議団として青葉区にある横浜総合病院を視察。12月1日設置された認知症疾患医療センターの認知症専門医の長田乾センター長からその機能等についてご説明を頂き質疑。早期発見・早期治療の要。適時・適切な医療を受けるための体制が整います。一部調整中の行政区がありますが、同日に中区、旭区、瀬谷区でもセンターが設置され、横浜市内18区でほぼ2区1か所体制となりました。

神奈川のエリアにおいては、済生会横浜東部病院(鶴見区)となります。認知症疾患医療センターは、保健医療・介護機関等と連携を図りながら、認知症疾患に関する鑑別診断、周辺症状と身体合併症に対する急性期治療、専門医療相談等を実施するとともに、地域保健医療・介護関係者等への研修等を行うものです。主な業務としては、

1.専門医療相談、鑑別診断とそれに伴う初期対応
患者・家族等の電話または面談による医療相談、受診の調整や専門医療に係る情報提供、関係機関との連絡調整などを行います。また、認知症の鑑別診断も行います。診断に基づき適切な初期対応を行います。

2.合併症・周辺症状への急性期対応
認知症の行動・心理症状(BPSD)や身体合併症の初期診断・治療を行います。

3.かかりつけ医等の保健医療関係者への研修会の開催
認知症に関する知識の向上を図るため、かかりつけ医等の保健医療関係者への研修を行います。

4.認知症疾患医療連携協議会の開催
地域の保健医療関係者、福祉関係者、地域包括支援センターなどの介護関係者等で組織する協議会を開催し、関係者の連携を図ります。

5.認知症医療に関する情報の集約及びその発信
ホームページやパンフレット等により、認知症医療の情報を提供します。

公明党は、認知症施策の推進に向けた基本法を制定し、認知症の人の尊厳が守られ、希望を持って暮らせる共生社会の実現に取り組みを目指しています。

 

 

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