国際・経済・港湾委員会視察  「上海市における国際化の取り組みについて」

上海市は、面積は横浜市の約14.6 倍もある土地tに常住人口 2418 万人の大都市で、中央政府の直轄市、省政府と同等の地位を有する都市です。また、中国第一の港湾を有し、中国の経済・金融・文化の中心都市でもあります。横浜市と上海市とは、友好都市提携が昭和48年に結ばれ、本年で46 周年。上海市にとっ横浜市は初めての友好都市でもあります。

上海市では「上海市都市計画全体計画(2017-2035 年)」を発表し、誰もが憧れるイノベーション都市、豊かな歴史と文化の都市、環境に優しい都市、世界に対する影響力を備えた国際都市を確立していくとしています。2035 年時点で在住外国人は約80 万に達するとの見込み。

到着後初めに訪問したのが、車で約1時間半の距離にある蘇州新鋭電子工業有限公司。横浜市の金沢区に本社を置く㈱新鋭産業の中国現地法人で、2002年に設立。プレス部品・アルミニウム装飾部品の製造等を行い、従業員数約700名の現地法人です。設立にあたっては、中国に進出している市内企業のビジネス支援を行っている横浜企業経営支援財団(IDEC)上海事務所が、現地情報を提供。

IDEC上海事務所では、中国で開催されている見本市への出展支援、中国で自社製品を展開したいとする横浜の企業とのマッチング支援など、これまで販路開拓のサポートを継続的に実施。また、蘇州新鋭電子工業有限公司は横浜市立大学・上海事務所の事業に協力し、今年9月に市大学生をインターンとして受け入れています。10年ほどで4倍に高騰する人件費の中で効率化やIT化を推進し発展している企業です。

 

 

 

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