クルーズポート 横浜港 客船クルーズ受入れの強化

横浜港は、民間による投資と公共による受入環境の整備を組み合わせてクルーズ 拠点整備の促進を図る「官民連携による国際クルーズ拠点」に昨年、国土交通省により選定されています。岸壁の整備だけでなく乗客へのおもてなしや市内観光の魅力づくり等、クルーズポートとして更なる優位性を目指しています。

昨年2017 年の横浜港の客船寄港数は、スタークルー ズ社が運航する「スーパースター・ヴァーゴ」 が、7月から 11 月にかけて毎週日曜日に定期的 に寄港するなど大幅に増加し、178回。これは、2013年の152回を大きく上回り過去最高となりました。

2018 年は、4月入港予定のラグジュアリー船「スター・レジェンド」など8隻の外国客船 が初入港するほか、4月 28 日には、「MSCスプレンディダ」「ノルウェージャン・ジュエ ル」「ダイヤモンド・プリンセス」の大型外国客船3隻が、それぞれ大黒ふ頭・山下ふ頭・ 大さん橋に着岸する予定です。 また、「ダイヤモンド・プリンセス」が、冬季を含めた通年運航を行うほか、横浜港を母港 とする「飛鳥Ⅱ」や、16 万トン級の超大型客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」など、カ ジュアルからラグジュアリーまで多様な客船が入港する予定。  さらに、2019 年4月には「クイーン・エリザベス」が初の横浜発着クルーズを2回実施す るなど、横浜港は今後もますます多くの客船で賑わいます。(横浜市記者発表資料)新港地区においては、大さん橋国際客船ターミナルを補完するため、9号岸壁の改修や新たな客船ターミナルが公民連携により整備され、併せて新港地区の回遊性向上に向けた検討も進められます。また、ベイブリッジを通過できない超大型客船を受け入れるため、大黒ふ頭において自動車専用岸壁を改修して暫定CIQ施設の整備も行います。本日は、現在整備途中の現場視察を行いました。

大黒ふ頭自動車専用船岸壁改良事業として、平成30年度の予算にも計上されており、この事も含めて予算特別委員会の港湾局審査にて質疑に立つ予定です。

また、平成22年度以来休止中のスカイウォークについても、客船寄港時の見学施設として、補修工事を行い活用されますので、併せて視察させていただきました。

 日本の客船の世界一周クルーズによる経済効果は2億5千万円あるとの試算もあり、客船の乗客や乗組員が市内を訪れる経済効果も生まれます。横浜の魅力を更に高める大きな “まちづくり” の目玉としての期待が掛かります。

 

 

 

 

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