ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017

ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017

テーマは、「sense of oneness とけあうところ」。先日の5月27日から第1部がスタートしたヨコハマ・パラトリエンナーレ2017。

象の鼻テラスに、お伺いもしましたが、本日の市民・文化観光・消防委員会でも報告がありました。

前回、ヨコハマトリエンナーレ2014、及び、東アジア文化都市の開催年に、横浜市「文化観光局」と「健康福祉局」が手を結び、『ヨコハマ・パラトリエンナーレ』をキックオフ。スローレーベルはパラトリエンナーレ開催に向けNPO法人となりました。障害者とプロフェッショナルが協働する現代アート展の開催を通じて、アクセシビリティをはじめとした社会に溢れる「障害」に気づき、共に考える機会を創出することで、市民間の相互補完力を養い、誰もが暮らしやすい街づくりの実現を目指す。(HPより)

アーティストと障害者施設が出会い、次世代型ものづくりを試みる実験事業「横浜ランデヴープロジェクト」がスタート。その取り組みから、全て一点モノの手づくり雑貨ブランド「SLOW LABEL(スローレーベル)」が誕生。3度の『FACTORY展』開催を経て、障害のあるなしに限らず、地域に暮らす多様な人々がものづくりを通じて交流する市民活動へと発展。その活動が、横浜から全国へと広がっています。

今回の第2回テーマは、「sense of oneness とけあうところ」。第1回目に出会った人々が、その取り組みを時間をかけて醸成させ、進化した形で発表すると共に、新たな人材の発掘と育成に取り組んでいく。また地元企業や街づくりに取り組む人々への積極的関与を促し、フェスティバル開催で得た気づきやノウハウを実社会へ還元させていく。としています。

特に、今回展では、互いの個性や特徴を生かし合い、一体感を持って、社会にあふれる「壁」や「境界線」を溶かしていく瞬間を参加して方に体験していただける場にしたいとの事。また、前回の課題を踏まえ障がいのある方の創作活動を支える人材を発掘・育成し障がいのある方が参加しやすくなる工夫として、環境を整える「アクセスコーディネーター」や、一緒に創作活動を行う「アカンパニスト」等のアシストもあります。

東京2020オリンピック・パラリンピックに向け、世界から注目が集まる中、文化芸術の力で、あらゆる立場の人がお互いを理解し、尊重できる寛容性のある社会が目指されます。

総合ディレクターの栗栖良依さんの「2020年 障がい者という言葉がなくなる社会をめざす。」…心に響きます。

 

 

 

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