市内視察 俣野別邸庭園

市内視察 俣野別邸庭園

横浜市会第3回定例会での公園条例の一部改正の議案として、議決された俣野別邸庭園。

本日は、俣野別邸庭園の中の別邸も修復整備され、スケジュールとして、第4回横浜市会にて指定管理者の指定に関する議案が上程される予定である事から、常任委員会として現地視察を行いました。

別邸の建物は、1939(昭和14)年に住友財閥の第16代住友吉左衛門友成の別邸として戸塚区東俣野町に建設されました。佐藤秀三の設計による「和洋折衷建築」の邸宅で、国重要文化財に指定された昭和前期モダニズムの影響を受けた建物でしたが、平成21年火災により全焼。その後、建物を忠実に復元したものです。

現在も俣野別邸庭園は、一部開園していますが、現在整備中の区域内にある俣野別邸を有料施設として平成29年4月から、公園全体が指定管理者の運営により全面開園されます。

dsc_0184本邸本体の特徴として、北欧風の伝統的な建築様式である柱や梁を露出すさせる様式を基本としながらも、屋根に日本瓦を乗せるなどの伝統的な和風方式も取り入れられています。木造2階及び平屋建、一部鉄筋コンクリート造地下室付で、主屋棟、南棟、事務棟がY字型に配置されています。

dsc_0181-2今後は、入館料500円で邸内に会議室を設置し、1日につき2400円で利用ができるようになります。庭園内には、富士山や丹沢山系を望むことが出来る場所もあり、昭和の雰囲気を残したお屋敷の趣を楽しめる庭園となります

 

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